![]() モータシステムのクリープ制御
专利摘要:
機械(10)用の制御システム(23)が開示される。制御システムは、電気モータ(16)と、モータの出力に連結されたトラクション装置(18)とを有し得る。制御システムはまた、減速器(28)と制御装置(24)とをさらに有し得る。制御装置は、モータ及び減速器と通信し得る。制御装置は、クリープトルクを決定し、減速器の作動時であってもトラクション装置にクリープトルクを付加するように構成され得る。 公开号:JP2011512117A 申请号:JP2010546047 申请日:2009-02-06 公开日:2011-04-14 发明作者:ジェイ.テイト ウィリアム;ティー.レーン キャメロン;ジェイ.ロックハート ダグラス;ジー.ビーチ フレデリック;ディー.シュタウブ マイケル 申请人:キャタピラー インコーポレイテッドCaterpillar Incorporated; IPC主号:H02P29-00
专利说明:
[0001] 本開示は、概して制御システムに関し、より詳細には、減速器の作動時のモータシステムのクリープを制御するための制御システムに関する。] 背景技術 [0002] 機械駆動式の機械は、概して、トルクコンバータ及びトランスミッションによって1つ又は複数のトラクション装置と機械的に連結されたエンジンを備える。トランスミッションが係合され、エンジンが動作している限り、ある量のトルク(すなわち、クリープトルク)がトルクコンバータ及びトランスミッションを介してトラクション装置に伝達される。換言すれば、クリープトルクは、単に、機械が適切な「ギヤ比」又は推進モード(例えば、ドライブ又はリバース)にあり、且つ機械の動力源が動作しているだけでトラクション装置に伝達されるトルクである。従って、アクセルペダルが踏み込まれていなくとも、機械はクリープによって進み得る。このクリープにより、操作者は、低速で操縦を行いながら、ブレーキで機械の速度を調節することが可能となる。] [0003] オンハイウェイ及びオフハイウェイの双方の用途において、機械駆動式の機械に加え、電気駆動式の機械も使用されている。電気駆動式の機械は、概して、エンジン動作時に電力を作り出す発電機と駆動連結されたエンジンからなる。機械のトラクション装置に関連する1つのモータ又は一連のモータに電力が送られることで、機械は進められる。] [0004] モータは、概して、操作者の入力に応じて制御される。例えば、操作者がアクセルペダルを変位させると、その変位量に比例した駆動信号がモータに送られる。従って、アクセルペダルが最大限の踏込み位置まで変位すると、モータには最大電流が送られ、機械は最大トルクを用いて所与の方向に進む(すなわち、前進、後進する)。しかしながら、アクセルペダルが変位しないとき(すなわち、アクセルペダルがニュートラル位置に維持されるとき)、モータに電流は送られず、従って機械が進められることもない。アクセルペダル変位量がゼロのとき及び低速時のトルクの欠如(すなわち、クリープトルクの欠如)は、ある状況下、例えば機械を斜面に停止させたり、又は操作者が低速で操縦を行おうとしたりするときに、問題となり得る。] [0005] ハイブリッド車両にクリープをもたらすための一つの方法が、Kuangらによる(特許文献1)(’299号特許)に記載されている。(特許文献1)は、車両システム制御装置(「VSC」)を開示している。VSCは、運転者の要求を解釈し(運転者の要求は、PRNDL位置、アクセル及びブレーキ位置、及び車両速度を用いて決定される)、次に、特定の車両性能(燃費、排出ガス及びドライバビリティなど)を実現しながら、そうした運転者の要求を満たすには、いつ、どのくらいのクリープ及びヒルホルダ作動が必要かを決定する。例えば、エンジンが動作していないときに停止状態から走り出すシナリオでは、運転者が制動要求と加速要求との間を移行する間(例えば、運転者がブレーキペダルの踏力を取り除いてから、アクセルペダルに踏圧を加えるまでの間の移行期間)、VSCはトラクションモータに対し、(従来の車両のクリープのように)特定のクリープトルクを供給するよう要求する。VSCは、アクセル入力がゼロの(踏み込まれていない)ときにのみ用いられる車両速度の所定の関数に基づき、クリープトルクを計算する。或いは、戦略としては、制動をかけない(すなわち、ブレーキ位置がゼロである)ように要求することもできる。] [0006] (特許文献1)のVSCは、坂道での後退防止を補助するためのクリープトルクをもたらし得るが、しかしなお効率が悪く、問題があり得る。例えば、(特許文献1)のVSCは、アクセル又はブレーキのいずれかが踏み込まれると、クリープトルクの付加を中止する。従って、操作者が低速で操縦時にブレーキ又はアクセルを踏んだり放したりするとき、制御装置はモータの出力を上下させ続けなければならない。さらに、(特許文献1)の制御装置の断続的な性質から、従来の機械駆動式の機械によってもたらされるクリープに慣れた操作者は、不自然な印象を受け得る。] 先行技術 [0007] 米国特許第6,590,299号明細書] 発明が解決しようとする課題 [0008] 本開示の機械システムは、上記の問題の1つ又は複数を解消することに関する。] 課題を解決するための手段 [0009] 一態様において、本開示は、機械用の制御システムに関する。本制御システムは、電気モータと、モータの出力に連結されたトラクション装置とを備え得る。本制御システムはまた、減速器と制御装置とをさらに備え得る。制御装置は、モータ及び減速器と通信し得る。制御装置は、クリープトルクを決定し、減速器の作動時にトラクション装置にクリープトルクを付加するように構成され得る。] [0010] 別の態様において、本開示は、機械の制御方法に関する。本方法は、電力を発生させて機械に動力を供給するステップを含み得る。本方法はまた、機械の減速器の作動程度を検知するステップも含み得る。本方法はさらに、減速器の作動時に、電力を利用して機械のトラクション装置にクリープトルクを付加するステップを含み得る。] 図面の簡単な説明 [0011] 例示として開示される機械の概略図である。 図1の機械によって用いられ得るクリープトルクマップの例示的な図である。 図1の機械によって行われる例示的動作を示すフローチャートである。] 図1 実施例 [0012] 図1は、例示的機械10を示す。機械10は、鉱業、建設、農業、輸送などの産業、又は当該技術分野において公知の他の任意の産業に関連するある種の作業を行う移動車両であり得る。例えば、機械10は、オンハイウェイ又はオフハイウェイトラックであってもよい。機械10はまた、ホイールローダ、掘削機、トラック型のトラクタ、バックホウ、モータグレーダなどの土木機械、又は当該技術分野において公知の他の任意の好適な土木機械であってもよい。機械10は、動力源12と、動力源12によって駆動される発電機14と、発電機14によって電力が供給されるモータ(又は複数のモータ)16と、トラクション装置18と、トラクション装置18を緩作動させるように構成された制動機構19と、運転室17と、制御システム23とを備え得る。] 図1 [0013] 動力源12は、機械10を動作させるためのパワー出力を供給し得る。動力源12は、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン、ガス燃料を動力源としたエンジン(例えば、天然ガスエンジン)などの燃焼機関、又は当該技術分野において公知の他の任意のタイプの燃焼機関として具体化され得る。或いは動力源12は、燃料電池又は電力貯蔵装置などの非燃焼式動力源として具体化されてもよい。動力源12は回転出力を供給して発電機14を駆動し、それによりモータ16を駆動するための電気が供給され得る。] [0014] 発電機14は、動力源12によって供給される回転入力に応じてパワー出力を生じるように構成された装置であり得る。発電機14は、例えば、永久磁石型発電機、非同期発電機、又は交流若しくは直流のいずれかの電気エネルギーを作り出すように構成された他の任意のタイプの発電機として具体化され得ることが企図される。発電機14は、当該技術分野において公知の任意の手段、例えば、直接的なクランクシャフト連結、ドライブシャフト、歯車列、油圧回路によるか、又は他の任意の適当な方法で動力源12と回転自在に連結されたロータ(図示せず)を備え得る。] [0015] モータ16は、発電機14から電力を受けてトラクション装置18に回転を生じさせるように構成された電気モータであり得る。モータ16は、直流モータ、交流モータ、又は当該技術分野において公知の他の任意の適当なタイプのモータであり得ることが企図される。モータ16の出力は、歯車機構25(例えば、ファイナルドライブ)を介するか、直接的なシャフト連結(図示せず)を介するか、又は当該技術分野において公知の他の任意の方法で、トラクション装置18に連結され得る。発電機14とモータ16との間には、整流機、インバータ、及び当該技術分野において公知の他の部品などの他の電気部品(図示せず)が配置され得る。] [0016] トラクション装置18としては、機械10を並進移動させるように構成された、機械10の両側に配置された1つ又は複数のホイールを挙げることができる(リヤホイールのみを図示)。或いは、トラクション装置18としては、履帯、ベルト、又は当該技術分野において公知の他のトラクション装置を挙げることができる。トラクション装置18はいずれも、従動し、及び/又は操舵可能であり得る。] [0017] 制動機構19は、機械10の動作を遅らせるように構成されてもよく、機械10の1つ又は複数のトラクション装置18と動作可能に連係され得る。一実施形態において、制動機構19としては、油圧作動式ホイールブレーキ、例えば、ディスクブレーキ又はドラムブレーキを挙げることができる。或いは制動機構19は、空気圧により作動されるか、機械により作動されるか、又は当該技術分野において公知の他の任意の方法で作動され得ることが企図される。] [0018] 運転室17は、操作者がそこから機械10を制御し得る場所であり得る。運転室17は、機械10内に位置しても、又は機械10の外に位置してもよく、操作者入力装置20を備え得る。] [0019] 操作者入力装置20は、操作者が機械10の1つ又は複数の側面を制御するために利用する装置を備え得る。操作者入力装置20は、機械10の機内又は機外に配置され得る。操作者入力装置20は、単軸若しくは多軸ジョイスティック、ホイール、レバー、ノブ、プッシュプル装置、ボタン、ペダル、又は当該技術分野において公知の他の任意の入力装置として具体化され得る。例えば、操作者入力装置20は、機械10の加速を制御する(例えば、動力源12、発電機14、及び/又はモータ16を制御する)ように構成されたスロットル26と、減速器28と、推進モード選択装置30とを備え得る。] [0020] 減速器28は、機械10の減速を制御するように構成された1つ又は複数の装置であり得る。例えば、減速器28は、制動機構19を始動させ、モータ16に発電機として動作するよう信号を送り、動力源の速度を減じ、及び/又はトランスミッション(図示せず)のギヤ比を変更し、ひいては機械10を緩作動させ得る。制御装置が減速器28と通信して、減速器の作動程度を決定し得ることが企図される。] [0021] 推進モード選択装置30は、制御装置24にプログラムされたいくつかの推進モード(例えば、前進、後進、高速、低速、ニュートラル、パーキング等)の間で選択することができ、モータ16の許容可能な速度及び/又はトルク範囲を設定し得る。例えば、推進モード選択装置30が低速の推進モードに設定されると、制御装置24は、機械10の最高速度を4mphに到達させ得る。しかしながら、推進モード選択装置30が高速又はドライブに設定されると、制御装置24は、機械の最高速度を、機械10のパワートレイン(すなわち、動力源12、発電機14、及びモータ16等)によって達成可能な最高値に到達させ得る。それに加えて、又はそれに代えて、推進モード選択装置30は、トランスミッション(図示せず)の実際の機械的なギヤ比、例えば、1速ギヤ、2速ギヤ、リバースギヤ等の間で選択し得ることが企図される。] [0022] 制御システム23は、機械10の動作を制御するように構成され得る。制御システム23は、制御装置24と、制御装置24が通信する任意の部品とを備え得る。制御装置24は、動力源12、発電機14、モータ16、制動機構19、操作者入力装置20、及びセンサ22と通信し得る。制御装置24は制御システム23の部品と、1つ又は複数の通信回線を介して、及び/又は無線で通信し得る。制御装置24はまた、機械10の他の部品(図示せず)とも通信し得ることが企図される。] [0023] センサ22は、機械10の速度を検知するように配置及び構成された任意の適当なセンサであり得る。センサ22は、例えば、磁気ピックアップセンサ、ロータリエンコーダ、又はタコメータとして具体化されてもよく、これらは機械10の回転部品と連係する(部品の回転速度が機械の対地速度に比例する)。回転部品としては、例えば、動力源12、モータ16、トラクション装置18、又はそれらの間に配置された任意の適当な回転部品を挙げることができる。また、センサ22は、機械10の対地速度又は走行速度を決定するために外部基準を利用する装置として具体化され得ることも企図される。例えば、センサ22は、人工衛星ベースの装置(例えば、GPS)、レーダベースの装置、高周波ベースの装置、又は当該技術分野において公知の他の任意の適当な装置として具体化され得る。] [0024] 制御装置24は、機械10の1つ又は複数の部品又は動作を制御するように構成された単一のマイクロプロセッサ又は複数のマイクロプロセッサとして具体化され得る。数多くのマイクロプロセッサが、制御装置24の機能を実行するように構成され得るとともに、制御装置24は、機械の数多くの機能を制御可能な一般機械のマイクロプロセッサとして容易に具体化され得ることは理解されなければならない。制御装置24は、メモリ、補助記憶装置、プロセッサ、及びアプリケーションを実行するための他の任意の部品を備え得る。例えば、電源回路、信号処理回路、データ収集回路、信号出力回路、信号増幅回路、及び当該技術分野において公知の他のタイプの回路など、様々な他の回路が制御装置24と連係し得る。] [0025] 制御装置24は、特定の条件に応じてトラクション装置18にクリープトルクを付加するよう、モータ16、動力源12、及び発電機14に命令を出すように構成され得る。条件としては、例えば、減速器28の作動程度、選択された推進モード(例えば、前進、ニュートラル、後進、又はパーキング)、及び機械10の検知された速度(センサ22を介して決定される)を挙げることができる。例えば、機械10が閾値対地速度(クリープ閾値速度)未満の対地速度を有し得るとともに、推進モード選択装置30が、走行の推進モード(すなわち、前進、後進、高速又は低速)に設定され得る。この状況下で、減速器28が、その総動程の閾値割合未満で作動する場合、制御装置24がトラクション装置18にクリープトルクを付加する。減速器28が、その総動程の閾値割合を上回って作動する場合、制御装置24は、クリープトルクの一切の付加を中断する。同様に、機械の対地速度が閾値対地速度を上回る場合、又は選択された推進モードがニュートラル若しくはパーキングの場合、制御装置24は、クリープトルクを一切付加しないか、又はクリープトルクの一切の付加を中断し得る。] [0026] 減速器28の閾値割合は、機械の走行速度の関数であり得ることが企図される。閾値割合は、機械の走行速度が遅いほど低く、機械の走行速度が速いほど高くなり得る。一実施形態において、閾値割合は、機械10の対地速度がゼロのときほぼゼロで(例えば、任意の作動量)、機械10の対地速度がゼロでないとき、約85%であり得る。] [0027] 図2に示されるとおり、制御装置24の命令によるクリープトルクは、機械の対地速度(又はトラクション装置速度)の関数であり得る。例えば、クリープトルクは機械の対地速度がゼロのとき最大であり得るとともに、概して、機械の対地速度が増加すると減少し得る。クリープトルクは、例えば一次関数など、任意の適当な関数に従い減少し得る。クリープトルク関数/関係式は、機械10がクリープ閾値速度(例えば、4mph)を上回って動いているときには、制御装置24によって実質的にいかなるクリープトルクも命令されないように定義され得ることが企図される。] 図2 [0028] 同様に図2に示されるとおり、モータ16によってトラクション装置18に付加される総トルクは、スロットルコマンドに関連するトルク(スロットルトルク)と、付加されるクリープトルクとの関数であり得る。総トルクは、任意の適当な関数を用いて決定され得ることが企図される。クリープ閾値速度は、前進及び後進の推進モード間で異なり得る。クリープトルクと機械の対地速度との間の関係式は、テーブル、グラフ、及び/又は式の形態で制御装置24の内部メモリに格納され得る。] 図2 [0029] 本開示の制御システムは、クリープトルクが望ましい任意の移動機械に適用することが可能であり得る。本開示の制御システムによって生じるクリープトルクは、機械を斜面に停止させたり、又は操作者が低速で操縦を行おうとしたりする状況下で有用となり得る。] [0030] 図3に示されるとおり、制御装置24は、機械10の選択された推進モードを決定し得る(ステップ100)。制御装置24は、例えば、推進モード選択装置30と通信することにより、選択された推進モードを特定し得る。或いは制御装置24は、動力源12及び/又はセンサ22と通信し、機械の対地速度及び/又は動力源の速度を用いて選択された推進モードを計算することにより、選択された推進モードを特定し得る。] 図3 [0031] 次に制御装置24は、選択された推進モードがニュートラル又はパーキングであるかどうかを決定し得る(ステップ110)。機械10の選択された推進モードがニュートラル又はパーキングである場合、制御装置24は、付加するクリープトルクをゼロに設定するようモータ16に命令を送るステップに進む(ステップ140)。選択された推進モードがニュートラル又はパーキングでない場合、制御装置24は、機械10の対地速度を決定するステップに進む(ステップ130)。制御装置24は、センサ22と通信することにより、機械10の対地速度を決定し得る。或いは制御装置24は、動力源12及び/又は推進モード選択装置30と通信し、機械の動力源の速度及び/又は選択された推進モードを用いて機械の対地速度を計算することにより、機械10の対地速度を決定し得る。] [0032] 次に制御装置24は、機械の対地速度がクリープ閾値速度より大きいかどうかを決定し得る(ステップ120)。機械の対地速度がクリープ閾値速度を上回る場合、制御装置24はステップ120に戻り得る。或いは、機械の対地速度がクリープ閾値速度未満の場合、制御装置24は、例えば減速器28と通信することにより、減速器28の作動程度を決定し得る(ステップ150)。或いは制御装置24は、制動機構19と通信して制動機構19の作動程度を決定することにより、減速器28の作動程度を決定し得る。] [0033] 次に制御装置24は、減速器28の作動程度がその総動程の閾値割合より大きいかどうかを決定し得る(ステップ160)。閾値割合は機械の走行速度に従い変化し得ることが企図される。例えば、閾値割合は、機械の走行速度がゼロのときほぼゼロで、機械の走行速度がゼロでないとき85%であり得る。] [0034] 減速器28の作動程度がその総動程の閾値割合より大きいとき、制御装置24は、ステップ120に戻るステップによって対応し得る。或いは、作動量が閾値割合未満の場合、制御装置24は、トラクション装置18に付加するべきクリープトルクを決定するステップに進み得る(ステップ170)。制御装置24は、例えば、機械の対地速度(ステップ130で決定されたもの)をクリープトルク関数/関係式(図2を参照)に入力することにより、クリープトルクを決定し得る。スロットル26が作動する場合、制御装置24は、例えば、同様に図2に示されるとおりのスロットル26の作動程度を用いて、スロットルトルクを決定し得る(ステップ180)。制御装置24は、動力源12、発電機14、及びモータ16を介してトラクション装置18にクリープトルク(ある場合)及びスロットルトルク(ある場合)を付加し得る(ステップ190)。次に制御装置24は、ステップ100に戻り得る。] 図2 [0035] 例示的動作において、機械10は、例えば3mph未満の、低い対地速度を有し得るとともに、推進モード選択装置30が、前進、後進、高速又は低速に設定され得る。この状況下で、減速器28がその総動程の閾値割合(例えば85%)未満で作動する場合、制御装置24は、トラクション装置18にクリープトルクを加え得る。これにより、操作者は、減速器28を介して機械10の対地速度を正確に調節することが可能となり得る。減速器28がその総動程の85%を上回って作動する場合(例えば、操作者が停止させようとしている最中か、又は既に停止していて、そのまま停止し続けようとする場合)、制御装置24は、クリープトルクの付加を中断し得る。減速器28が閾値割合を上回って作動するとクリープトルクの付加が中断されることで、モータ16の過熱が防止され、エネルギーが節約され得る。] [0036] 本開示の制御システムのいくつかの利点が認められ得る。特に、アクセル又はブレーキが踏み込まれたときなど、特定の状況下でクリープトルクを付加することにより、本開示の制御システムは、操作者が低速で操縦を行うときに、機械を効率的に加速及び減速させることを可能にし得る。さらに、本開示の制御システムのクリープトルクは、対地速度が増加するほど減少するため、本開示の機械の動作は、燃焼機関及び機械的なトランスミッションを備えた従来の車両によって提供されるクリープトルクに慣れた操作者に対し、より自然な印象を与え得る。] [0037] 当業者には、本発明の範囲から逸脱することなく本開示の制御システムに様々な修正及び変更が加えられ得ることは明らかであろう。本制御システムの他の実施形態は、当業者には、本明細書を考察し、且つ本明細書に開示される制御システムを実践することにより明らかであろう。本明細書及び例は、あくまでも例示と見なされるべきで、真の範囲は、以下の特許請求の範囲及びその等価物によって示されることが意図される。]
权利要求:
請求項1 機械(10)用の制御システム(23)であって、電気モータ(16)と、モータの出力に連結されたトラクション装置(18)と、減速器(28)と、モータ及び減速器と通信する制御装置(24)であって、クリープトルクを決定し、且つ減速器の作動時にトラクション装置にクリープトルクを付加するように構成された制御装置と、を備える、制御システム。 請求項2 付加されたクリープトルクが、機械の走行速度が増加するに従い減少する、請求項1に記載の制御システム。 請求項3 スロットル(26)をさらに備える、請求項1に記載の制御システムであって、制御装置が、スロットル作動量に比例する第2のトルクを決定し、且つトラクション装置にクリープトルクと第2のトルクとの合計を付加するように構成される、制御システム。 請求項4 機械の走行速度を検知するように構成されたセンサ(22)をさらに備える、請求項1に記載の制御システムであって、機械速度が閾値機械速度を超えると、制御装置がクリープトルクをゼロに設定するように構成される、制御システム。 請求項5 減速器が閾値未満で作動するときにのみ、クリープトルクが付加される、請求項1に記載の制御システム。 請求項6 機械(10)の制御方法であって、電力を発生させて機械に動力を供給するステップと、機械の減速器(28)の作動程度を検知するステップと、減速器の作動時に、電力を利用して機械のトラクション装置(18)にクリープトルクを付加するステップと、を含む、方法。 請求項7 減速器が閾値作動程度を上回って作動するとき、クリープトルクがゼロに設定される、請求項6に記載の方法。 請求項8 閾値が機械の走行速度に従い変化する、請求項7に記載の方法。 請求項9 付加されるクリープトルクが、機械の走行速度が増加するに従い減少する、請求項6に記載の方法。 請求項10 スロットル(26)の作動時であっても、機械のトラクション装置にクリープトルクを付加するステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
类似技术:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
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